鈴木 賢司(すずきけんじ)
株式会社ゆたか 代表取締役
鈴木賢司飲食総合研究所 代表
資格:北海道フードマイスター 第A02-0319
【プロフィール】
昭和41年寿司店経営者の長男として生まれる。地元高校卒業間近に進路に迷った末に家業を継ぐことを決意。
父は根っからの職人でその旨を打ち明けると「これからは寿司屋としてやっていく時代ではない………」と意外な答え。
その場でお前は洋食の道に進みなさい…と告げられる。
父がそんな思いに駆られたのは以下の2つの理由があったようです。
①.時代は昭和後期。アメリカから大量の牛肉が流通するようになり、スーパーにもステーキ用牛肉が並び、一般家庭でも安価で手軽にステーキを食べられるようになってきた。
②.折しも当店ナナメ向かいに「ロボット寿司専門店」が出来た。文字通り機械握りの専門店でオープンから大行列。当然当店の売り上げは激減。父は時代の流れを大きく感じたそうです。
そこから料理人としての道が開ける。札幌のホテルと東京のフレンチレストランで修行。毎日が失敗の連続で(笑)とくにガスオーブンの種火を付けるのを忘れたまま、ガスの元栓を開き、気がついた時には既に遅し。爆発で髪の毛も眉毛も燃え尽きた時にはさすがにビックリでした。
21歳の時にヨーロッパにバックパックをしながら4カ国を食べ歩きした経験は大きく、その後の自信となる。
ほとんど言葉も通じないまま2ヶ月を過ごし、着の身着のままの生活だったので、スイスの国境で警官に呼び止められ職質されたり、スペインに向かう夜行列車でテロに会い、寝ぼけたまま夜中に列車から降ろされて銃を突きつけられたのも今では良い思い出となる。
実家である、ここ池田町に戻ってきたのが26際の時。
そこから頑固な親父について、にぎり寿司の特訓を始め現在に至る。
和食メニュー有り、洋食メニュー有りの田舎ならではの飲食店として現在も最前線で料理を創ると同時に日本全国の中小飲食店に向けた仕出しコンサルを展開。
本州を中心にした講演活動と同時に自社開発販売管理ソフト『仕出し・ケータリング顧客獲得システム・まねくる』を販売する。
【プライベート】
家族構成:26歳になる息子と24歳になる息子、23歳の娘と妻の5人家族
趣味:車で深夜に訳もなく一人で走ること、めっきり乗る機会の無くなったオートバイにまたがること、最近始めたギター、読書、マラソン、映画鑑賞、マイルを貯めての海外旅行
血液型:A型
好きな映画:『007』『スターウオーズ』『ミッション・イン・ポッシブル』