外国(ベトナム・ハノイ)で新入社員のご自宅へ電撃家庭訪問に行ってきました。

ハノイでの採用面接試験の翌日。

前回は叶えられなかった入社決定者のご家族への挨拶が今回はようやく実現することができました。

 

採用試験に合格はされたものの、その方がどんな環境下で生活されているのか?
それを拝見できる良い機会でもありますし、また何千キロも離れた日本へ就職するわけですからご家族の心配もかなりあろうかと思います。

今回採用が決定された方のお一人、今日はこちらの方のご訪問です。

私がご自宅に訪問し、ご挨拶することでその距離が少しでも縮まればと考えた次第でした。

とはいっても片道数百 km の道のり。往復で一日がかりです。

ハノイの中心部を出て、最初は車の通りもかなり多かったのですが……

街から外れるに従ってどんどん車線も少なく、車の量も減ってきました。

午前のうちに出発致しましたが、こちらベトナムの車のほとんどがナビゲーションを搭載されておらず、地図とにらめっこの運転。(地図が整備されていないでしょうか???)

あっちへ行っては U ターン。こっちへ行っては逆戻りの繰り返し。(笑)

あまりにも道に迷ったものですから、これからご訪問するお宅へ電話をして、そちらのご主人がバイクで迎えに来て頂くこととなりました。

せっかくなんでご主人のバイクの後部座席にまたがり、後ろから撮影した画像がこちら。

ハノイの街中はオートバイの中に車が紛れている感じですが、都心から数時間離れるとこんな感じで田園風景画広がり、私の住んでる十勝より更にローカル感が。

道路も舗装されておらず、道路標識もありません。

途中途中の十字路ではクラクションを鳴らしながら接触しないように注意されてる様子が伺えます。

この動画のようにオートバイからはスイスイ走ってるように見えますが、実際車でこの道路を走ってますと対向車なんかが来たらもう大変。

道を譲るにもの幅が狭く行き交うことさえ頭を悩ませます。

そんなことでようやく着いたのはこちらのおうち。

ガイドさん曰く、ベトナムではかなり裕福な部類に入るご自宅だそうです。

早速、中に入りご挨拶をさせていただくことに。

ご家族の写真が飾ってあり、天井も高く開放的です。(写っているのが旦那さんです。)

忍ばせてきた賄賂(?)である、日本のお菓子をたっぷりとお子さんに渡します。

こちらが先程の4番の札をつけられていた方。お子さんとお義母さんと一緒に。

 

私も一緒にパシャッ!

4歳と2歳のお子さんがいらっしゃって、弊社に働くに際してお二人を旦那さんのご両親に預け、働きに来るそうです。

日本ではそこまでして外国に働きに出るお母さんはいませんが、我が子を置いてまでわざわざ弊社に働きに来ていただくことを考えると、経営者としての責任を感じる次第です。

普段から私の両肩には社員さんの生活がずっしりと鉛のようにかかっているとは認識しておりましたが、こちらのご家族にお会いしますと、さらに重大さを痛感いたします。

最初はご本人と旦那さん、そしてご旦那さんのお母さんとお子さんが私達を迎えていただいたのですが、ややしばらくしてこの家の家長であるお父さんが帰って参りました。

すぐさまご挨拶を再度させていただき、改めてお嫁さんを採用させていただいた旨と数ヶ月後に日本の弊社で働いて頂くということをご報告させていただきました。

お義父さんもそれについては納得。家族総出で今回の日本行きを応援していただいている雰囲気が伝わりました。

もちろん旦那さんともお話はさせて頂いたのですが、それ以上にお義父さんとの話が盛り上がりました。

なんせこちらのお義父さん、私とほぼ同年代。私が2年先輩になる事がわかりました。

お義父さんの趣味や、普段の生活、お仕事の様子など笑顔を交えながら話をさせて頂いてるうちにすっかり意気投合。

お義父さんも気を良くしたのか、密造酒(笑)ならぬ自家製のお酒を振る舞ってくれるということになりました。

「日本人と話すのは生まれて初めてだ。」と、興奮気味に。(笑)

そう言いながら息子さんに奥の部屋から樹木を漬け込んだガラスの容器に入ったお酒を我々の前に差し出します。

ガイドさん曰く、漬け込んでいる木はかなり高価なものらしいのです。特別な方だけに振る舞うお酒とか。

いよいよ、「私はアルコールは飲めません!」とは言えない雰囲気に。(笑)

ガラスの容器からピッチャーにお酒を移します。

すかさずお父さん。

私にグラスにお酒を注ぐやいなや、差し出して乾杯が始まりました。

ところがこのお酒、きついのなんの。

そもそもアルコールの味なんて解りつこ無いこの私。

おまけに木くずをつけたような何とも言えない香りが漂っております。

そこでポケトークを取り出し、お酒に漬け込んである「木」を聞きました。

ところが、「くぎ」と表示されます。

くぎの木??聞いたことがありませんが、まぁ良しとしましょう(笑)

どうせ、アルコールなんて何を飲んだって同じですから。

そこから、お義父さん上機嫌。エンジンもかかってきたようです。

今度は「このまま夜までいて、晩御飯を食べて行け!」と言う。

ベトナムの家庭料理も興味はありましたが、このままお世話になると明日の朝までエンドレスのような気も少々いたします。

これ以上アルコールが入ると、罰ゲーム状態になると思った私はやんわりとお断りを入れさせていただきましたが、お父さんが私を見る目が怖い。(笑)

ガイドさんが助け舟をしていただき「ハノイまでの道のりが遠いため、帰る時間が遅くなる」ということで一件落着し事なきを得ました。(助かった〜)

そんなこんなで度数のかなり高いお酒を飲んで、酔いがガンガン回ってきます。

ベトナムに来てこんな洗礼を受けるとは……….。

さてさて、そうこうしているうちに用を足したくなってまいりました。

トイレはどこ?と聞きますと表まで案内してくれました。

ベトナムのトイレって自宅の外にあるんだ。

そう思いながら指差された小さな建物へ入って行きました。

ドアを開けると シャワールームのような感じ。

「感じ」といいますのは。薄暗い4.5畳くらいの大きさの部屋に一箇所シャワーのノズルが付いてるだけの部屋でした。

便器らしい便器はありません。

もしかして私の勘違いかな?と思いまして、再度家の中に戻りトイレはどこかと尋ねました。

するとガイドさんも笑いながら「ベトナムのトイレは日本とは違いますよ。」

そう言って、再度案内されたのはやはり先ほどのシャワールームらしき部屋。

やっぱりここで用を足せと言う。

言われるがまま何とも不思議な気持ちで用を足し、そのままだと申し訳ないのでシャワーで水をかけ流してきました。

ここで疑問が・・・

今回は「小」の方だったから良かったような物の「大」の方だとどうするんだろう?(汗)

結局、聞けずじまいで日本に帰ってきてしまいましたがご本人が日本に来た折にはその辺を伺おうと思っております。(笑)

そんなことで2時間近くお邪魔させていただいたでしょうか。

家の前で記念撮影をパチリ。

お父さんが私のことを気に入っていただいたみたいで、私の肩に手を伸ばしているのがお見受けできるかと思います。(良かった、良かった。)

アルコールがたっぷり入ったため帰りはハノイまで爆睡状態。

目が覚めたのはホテルに着いた頃でした

そんなこんなで海外での家庭訪問無事終了。

旦那さん、そしてお義父さん、お義母さん。
こちらのご家族のためにも日本にいる間はしっかりとサポートさせていただきますね!

この記事を書いた人

鈴木 賢司

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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