飲食店オーナーは知らなければならない厨房業界の闇。


ある厨房業者さんに弊社の修理をお願いしました。

オーブンを酷使しすぎたためかファンモーターが故障し中のファンをうまく回せません。

ところが見積もりを聞きびっくり!

まだ購入して4年経つか立たないかなのにそこそこの金額ではないですか。

買う時もそれなりの金額なら、修理代もここまで来るとは。

しかし買い換えるとなるとまた固定資産が経営を圧迫いたします。

結果、修理することにいたしましたが業者さんからこんな言葉をポツリと頂いただきました。

ある厨房メーカーさんは10年経つと、減価償却が終わっているだろうということで新品を進めるとのこと。

そこで10年経った機器の修理見積もりをされると、あれこれいろんなパーツを取り替えなくてはいけないですよ。と、いうことであえて高額にするそうです。

そして新品への買い替えを勧めるとか…

間違って老朽モデルの修理なんかを引き受けてしまったら上司からこっぴどく叱られたそうです。

「ウチにだって自社工場はあるんだ!いかに自社の商品を回転して、買ってもらうことがお前たちを雇用する意味だ。」と。

確かに… .。

ビジネスとしてはうなずけるのですが、一クライアントとしてはなかなか、はいそうですか。とは言い難いところ。

我々飲食店にとっては10年経ち、これから何とか機械代を回収へ回りたいといいうのが本音ではないでしょうか。

そういえば弊社の食器洗浄機もまもなく20年を迎えます。

上記のことが事実だとすると、いつ買い替えを迫られるか今晩も眠れそうにありません。笑

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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