知らなかった!!北海道にも梅雨(つゆ)があるらしい………。

夏を迎えるに当たり、我々飲食を生業とさせて頂く者にとっては、気温が上がり湿度も上がってくるこの季節。食中毒との戦いが始まります。
今まで以上、食材に気を使う季節となるわけで、夏が来るとうれしい反面、衛生管理に神経をとがらせます。

ただ、6月が終わり7月に入ったというのにイマイチ天気がパッとしない。それどころが雨が多く、毎日じめっとした空気が漂いますよね。

(まるで本州の梅雨(つゆ)のようだ………。)

東京での修業時代。初めて「梅雨」(つゆ)というのを体験しました。
それだけ北海道民にとってなじみは薄く、私自身梅雨(つゆ)というもの全く知らずに本州に引っ越して初めて体験したほどである。洗濯物の下着が生乾きで「カビ」が発生したのを覚えております。(笑)

毎日がジメジメしていたかと思うと、ある日急にテレビから「梅雨」(つゆ)明けの宣言が出され、猛烈な暑さの夏が始まります。

本州の夏の暑さに最初の1〜2年は身体がついて行けず本当に参ったものです。

「梅雨」と書くだけではウチの若い子達も読めないらしくあえてフリガナを付け「梅雨」(つゆ)と記述させて頂きます。(以下省略)

さて、この「梅雨」。

函館の方に行くと何となく「梅雨」らしく感じることがあるらしいのですが、そもそも気象庁のHPにおいても、北海道の梅雨の情報はありません。

しかし、昨日お客様から初めて聞いたのが、北海道でも梅雨があるということを………。

ゆたか小麦畑

それを「蝦夷梅雨」(えぞつゆ)と言うらしく、蝦夷というのは北海道の旧名、蝦夷地(えぞち)より来ていると思われます。

いろいろ調べますと本州の活発な梅雨前線とは違い、オホーツク海付近で発生する高気圧によって、冷たくて湿った風が吹き込むことによって蝦夷梅雨は起こるそうなのです。

へぇ〜…そうなんだ。と思いきや、こんな記事を発見しました。「北海道は蝦夷梅雨ではない本当の梅雨に警戒を」

違う切り口では北海道にも本格的な梅雨前線到来を予測される方までいらっしゃいます。

温暖化の影響で北海道でも一等米が採れ、本州のお米と遜色がないくらいに美味しいお米が提供できるようになりました。

 

また、一方では降雨量の増加や台風の上陸による被害もここ北海道でも年々大きくなってきたように思えます。

北海道、十勝は1,500%とも言われる食物自給率を誇る「穀倉地帯」。

ゆたか小麦畑

今年も秋を迎え、この小麦が無事に実ることを祈ります。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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