見てきましたよ。パルムドール賞。(^^)

母の通院の付き添いの折、待ち時間を利用して映画館へ。

 

あれこれ迷ったあげく………。

 

オッ!あるじゃないか!!

というわけで…………。

 

こちら。

 

泥棒一家

 

ではなくて万引き家族。^_^;
万引き家族

でも私。

 

こういう類の映画がからっきし苦手。(^_^;

 

ヒューマンドラマとかなんか、気持ちがどよ〜んと落ち込んでしまうんです。

 

なんででしょうかね?

 

もしくは号泣してしまう。(>_<)

 

以前、たまたま乗った帯広ー札幌間の高速都市間バスで「世界の中心で愛を叫ぶ」のビデオを上映していました。

 

すっかり見入ってしまい、バスを降りる頃には涙が止まらず目は真っ赤、花から瀧のような鼻水が止まらず、札幌の中心部でそれを隠すのに苦労をしたほどです。(^_^;

 

当時、そのことを家族に話すと「鬼の目にも涙」かっ、と………かからかわれてしまいました。

 

ひどい家族。。。。(..;)

 

最近は忙しく、なかなか映画館には足が向きませんでしたが、ハリウッドのお金を湯水のようにかけた映画が大好きで(失礼)、アクションものやサスペンス、SF映画なんかたまらなく好きなんです。

 

右へ左へ銃弾の音が飛び交ったり、天井を宇宙船が通り過ぎる音など、最近の映画館の音響装置には圧巻させられるほど。

 

映画館を出たあとはその余韻にしばらく浸って、脱力感さえあるくらい興奮致します。

 

でも、今回はタイミング的にそんな映画は上映されてません。

 

迷ったあげく、あっそうだ!!と。

 

万引き家族のチケットを買いました。
(けっこう流行に敏感なので。。。。)

万引き家族チケット

▼先日までは券売機なんて無かったのに………。
みんな買い方に戸惑ってます(^_^;

映画館券売機

こんな午前中から映画を観ることなんかそうそうない私。

 

チケットを買い、ホールに入るとお年を召したカップルずくめ。

 

かつ、ほぼ満席……。

 

 

かなりのアウェイ感。

 

 

なんとな〜く場違いな私。(笑)

 

 

仕事をさぼって、映画館に来たサラリーマンに見られてるような冷たい視線………。

 

そこをうまく無視して席につきました。

 

 

 

で、肝心の映画ですが。

 

「家族って?」「絆(きずな)とは?」をテーマにした映画でした。

 

樹木希林さんもリリーフランキーさんも素晴らしいのですが妻役の女優さん、自然体でいて、かつ引き込まれる………。

 

すげ〜!!って感じで見ていました。

 

あとで知ったのですが奥田瑛二さんの娘さんだったとは………

 

この3人の演技力、日本のどこかにありそうな家族を十分に、いや十二分に描写してくれてます。

 

映画を見てるというより、ある意味ドキュメンタリー番組を見てるといった方が近いかもしれません。

 

それくらい、取って付けたような演技ではなく自然体で素晴らしいお仕事をされていらっしゃいます。

 

素人なので映画の評論をする立場にありませんが、やっぱりこういう映画は見ている人、個々に「あなたはどう感じた?」「あなたはどう思った?」と問われてるようで、結論は個人個人に求められてるような気が致します。

 

そして、いつものように「どよ〜ん」となってしまう私がおります。

 

昔のフランス映画を見た時の感じにすごく似ています。

 

人間の本能とか、生き様とか提起されてるようで………。

 

 

でも、この映画……。

 

それくらい、「感情を揺さぶられた」、そして「考えさせられた」ということは間違いありません。

 

 

感じ方は皆さんお一人おひとりあって当然です。

 

 

是非一度、泥棒一家………、じゃなかった(汗)万引き家族を鑑賞されること、オススメ致します。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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