北海道の方必見!初めての「炭素埋設」。イヤシロチとケガレチについて。

きっかけは一冊の本。

以前にもご紹介させて頂きました書籍「イヤシロチ」です。

イヤシロチ書籍ゆたかブログ

この件については、前にブログでご紹介させて頂きました。

その書籍を元に現在の店舗に「炭素埋設」を施した内容を時系列に記述して参ります。
これから炭素埋設を進められる方、ご興味のある方、何らかのご参考にして頂ければ幸いです。

・そもそも炭素埋設とは?

同じように見える土地でも地場には大きく3つに分けられるようです。「イヤシロチ」「ケガレチ」「標準地」があります。

前2つの語源は古代の人々(カタカムナ人)が作った言葉のようですが、良い土地はイヤシロチ(弥盛地)、悪い土地はケガレチ(気枯地)と呼ばれております。
私もかなり前に読んだ本なので、うる覚えですが物理学者の楢崎皐月博士は「静電三法」という書籍にこのことを記されております。(かなり難しい本です。)

・イヤシロチ(弥盛地)〜「生命力が盛んになるような地」……日本の国土の15%・病人がほとんどいない。出産率高い。酸化しづらい。豊作地帯。建造物損傷少ない。

むぎ

・ケガレチ(気枯地)〜「気が枯れたような地」……日本の国土の30%・病人がヤケが人が多い。出産率低い。腐りやすい。壊れやすい。建造物劣化が早い。事故多発。

ケガレチ

・標準地……一般的な土地可もなく不可もなくといったところ。日本の国土の55%

このように、見た目は同じような土地・空間であっても、「良い土地」「悪い土地」があるようなのです。

では、この30%にあたるケガレチ(気枯地)に家を建てる場合、どうするの?って事なんです。(………単純に日本の国土の1/3がケガレチにあたるわけです。)

もしくは標準地に家を建てる場合でもその地場を少しでも上げる事は出来ないだろうか?という事になった場合に人工的に「イヤシロチ」にする事が出来るのが、この炭素埋設法なのです。

つまり、地中にを埋める事でその土地が「良い土地」に変化してしまうというものなのです。そう、あのバーベキューで使う炭です。

バーベキュー炭

違う見方をすれば非常に非科学的に聞こえるかもしれませんし、オカルトチックだとか、スピリチャル系に思う方もいらっしゃるかもしれません。(この辺も続編の中で明らかにして参りますね。)

さて、イヤシロチの著者である、船井幸夫先生から直接肩を叩いて頂いたものの、「炭素埋設」を実際どのように進めて良いのか、いざ始めようとした時に右見左もわからないところからスタートしたものでした。

今でこそ「炭素埋設」とキーボードを打ち込み、インターネットを開けば山のような情報が出て参りますが、15年ほど前は皆無に近く、書物や人のお話をたどって聞くくらいしかありませんでした。

逆に現在は情報過多。山のような情報の中からいかに自身に合った施工方法を突き止め、予算面において配慮頂ける施工業者さんに巡り会えるかが大きなポイントとなりそうです。

施工業者さんや炭の販売業者さん側からの発信ではなく、施工をした一人の目線からこの「炭素埋設」を綴っていきたいと思います。

・施工するに当たっての費用項目

・炭素埋設用「炭」
ここが肝となりますのであまりケチりたくはないところ。
特に質の良い炭は年々値上がり傾向にあります。10tくらいを一気に買うならば価格交渉の余地もありますが住宅用となると使う量も限定して参ります。
まして、運賃もそれなりに覚悟しなければならないところです。

また、炭にもかなり種類があります。備長炭や2号炭、竹炭、ナラ炭…………。ここでは諸説があるのでどれが良くてどれがいけないという事は割愛しますが、使う量が多いほど効果は早く出るようです。

・掘削費および埋め戻し費用
埋設箇所を深さ1.5mくらい掘っていくわけですが、手堀りにするのか?またはショベル等の重機で掘るのか?それに伴う人工さんの費用も計上しなければなりません。炭素埋設は基本的に奇数箇所を掘削致します。3箇所、5箇所、7箇所という風に面積に応じて掘る箇所も増えていくわけです。

・施工費
ここはノウハウ料ともいうべきでしょうか。かなりニッチな施工だけに一般的な価格はあり得ません。むしろ言い値と言ったほうが良いかもしれません。
良心的な施工業者さんを捜すか、相見積もりを取るなどして考えた方がよろしいでしょう。「炭を買ってくれるとセットでやりますよ!」と言うところもありますが施工実績などをきちんと伺った方が良いでしょう。

▼当店の実際の施工風景(ホースを持ってるのが私)炭素埋設

それぞれの項目にあえて数字を出していないのは住んでいる地域、施工者によって金額が大幅に違うからです。

よって、くれぐれもお伝えしますが「ここぞ!」と思った業者さんが近くに、もしくはネット上に見つけることが出来ましたら見積もりは数社からしっかり取られることをオススメします。

値段も大事ですが経験豊富なところがよろしいかと。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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