バカラ美術館【Galerie-Musée Baccarat】レストランで至福のひととき。〜アパルトマンで過ごす、パリの4日間。マイルでビジネスクラス無料の旅⑤

パリに滞在して3日目。前号からの続きです。

「けんじさんはバカラが好きですか?」

と、パリの友人聞かれたので「私はギャンブルはあまり強くないんで……。」ときっぱり答えたのですが….。

すると、友人は怪訝そうな顔をしながら「そうじゃなくて…….」と笑われます。

そう、バカラ違い。(笑)
ギャンブルの「バカラ」と高級ガラス工芸品の「バカラ」を完全に間違っていました。

バカラの美術館に潜入

今日はそのバカラの美術館にやって参りました。

よくよく考えてみると、世界を代表する高級ガラス製品であるバカラの本拠地がここフランス・パリであることをすっかり忘れてた私。(こういうときに人間の品性が問われますね。)

弊社の社員さんの一人がバカラのグラスが好きで、ご自宅にお招きいただくとニコニコと自慢気にサイドボードからバカラのグラスを大事そうに出して、ワインやブランデーを飲む姿を思い出しました。

そんなことで彼女が案内をしてくれたのが、ここパリにあるバカラの美術館。

入り口は非常に近代的。真っ赤な厚い絨毯が2階のホールまで敷かれております。
扉を開けると器を制作している大きなポスターが貼られてあり、高級そうなバカラのオブジェが鎮座しています。

中へ入るとこんなエレベーターもございます。真っ赤なライト。

トイレは機能よりもデザインを重視。

トイレにシャンデリア!

こんなの割ったら、とんでもないぐらいの値段なんだろうな…..。と思いつつも、それを横目にしながら階段をどんどん上がっていきます。

数多くの工芸品が階段の脇、そして天井のシャンデリアまで全てがバカラづくしです。

ベルサイユ宮殿なみの舞踏会用の会場も併設し、とにかくゴージャス。

高級品の数々が……。

ガラスケースに鎮座しています。

私はジーパンで来てしまいましたが、こんな格好でいいの?と思ってしまうような素敵な美術館です。

有名人御用達

展示室の一角にバカラを愛用されている企業ならびに有名人使用の器が並べられています。

シャネルの香水瓶。

画家であるダリ愛用の器。

芸術家ジャン・コクトー。

フランス、マクロン大統領も。

展示室を見ながら、ここでも服を引っ掛けて割ったりしないかヒヤヒヤもんでした。

素敵なバーカウンター

こちら美術館。レストランやバーも中に入っており、こちらで飲食をすることもできます。

それもバカラの器で。

と、そこで友人が「今晩こちらのレストランを予約してあります。一緒にディナーを楽しみましょう!」と…。

「ええ〜〜〜!」こんなカジュアルな姿で来るんじゃなかった….。と思うのも後の祭り。

せっかくなのでご馳走になることにいたしました。

まずはバーカウンターに座って一杯やることとします。

調子に乗ってここでアルコールを注文すると、私のディナーが台無しになってしまうのは分かっておりましたのでノンアルコールジュースを注文。

ご覧のようにカウンター台がバカラのガラス細工で出来ているので、チョット足がぶつかったものならばパリンっと、割れるのではないかと気が気ではありません。

私は羽目を外さないようにノンアルコールカクテルを注文。

こうして目の前で一杯一杯作ってくれます。動作に無駄がなく、シェーカーを振る姿はカッコよかったです。

嫁も….

友人も大満足。

こんな所で、お酒飲めたらかっこいいだろうな……..。

レストランでの食事

そうしているうちに予約の時間になり、案内されたレストランホールがこちら。

重厚感が漂いつつも色とりどりのバカラの器がバランスよく配置され、近代的な雰囲気も醸し出しています。

椅子に腰掛けた途端、30年前にこの道に入った時、初めてフレンチの店に入ったときのような緊張感に襲われます。

知らないものを食べる、知らない作法で食べるという緊張感ではなく、「割ったら大変だ〜!」という緊張感。(笑)

メニューを渡され…。

この歳になりますと胃腸が弱く、なかなかお昼を食べた後の消化が間に合いません。

なので、今晩は前菜は抜き。私も妻も魚料理のみを注文。

私はスズキとアーティチョーク(朝鮮アザミ)の料理、嫁はメルルーサのローストを注文することに。

パリはどのレストランに行ってもパンが美味しい。

スズキが来ました。日本でも流行ってますがエスプーマと呼ばれる泡状のソースが掛かってます。

メルルーサです。フランス近海で取れる深海魚の一種です。

あれだけの美術品を見た後の食事とあって、心地よい緊張を通り越して、「これって、服の袖でも引っ掛けてグラス割ったらやべえよな・・・」という感じがして楽しめません(笑)

デザートはタルトとアイスクリーム。

パリに来ると大衆店に入ってもフランス料理。高級店に入ってもフランス料理。私は前者がいいな〜。

バカラ美術館情報

 

  • レストラン  クリスタルルーム
  • 営業時間 ランチ:12h〜15h00(日曜日と月曜日を除く)、ディナー:19h30〜22h00(日曜日と月曜日を除く)
  • 電話 +33 1 40 22 11 10

 
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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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