2018 千歳国際マラソン 結果報告!!

いよいよ決戦日を迎えました!

 

好天にも恵まれ、結果はいかに・・・・。(^^)

気温21度という絶好のコンディションの中、千歳マラソンが開催されました。

 

参加者の皆さんの多くは「宿が取れない」という方がほとんどだったと思いますが、今回は社長達たちが参加する経営塾のはからいで半年前から宿を取って頂いたこともあり、大会前日はホテルで過ごすことが出来ました。【とっても有り難い\(^O^)/】

 

会場近くにはテントがかなり張ってありましたからキャンプされる方も多かったと聞いてます。

 

私の知人も車中泊のようでした。

 

しかしながら2年ぶりの参加とあって、緊張のためか前日はほぼ眠れずでした。

 

朝イチで会場に行き、ゼッケンと参加賞のタオルを取りに行きますと、JAL主催の大会とあってかキャビンアテンダントさんもお手伝いされており、大会のムードを高めておりました。
体育館

 

で、外には売店がズラーっと並んでおり、ひと通り見て歩いて参りましたよ。(^^)
国際マラソン売店スポーツ用品からサプリメント、時計やシューズまでかなり幅広く取り揃えてあり、早朝なのにかなり賑わっておりましたね。

 

▼いったんホテルに戻って靴に付けるGPSのチップとTシャツにゼッケンを付け準備。
ゼッケン

▼シューズに付けるGPS。
チップこれで区間タイムが計測され、おおよその位置がわかるんです。

▼こんな感じでくくりつけます。
千歳国際マラソンシューズ

▼インターネットで足跡がわかるようになってるんですよ。(^o^)
千歳国際マラソンQRコード

▼いざ出陣!スタートラインに着きました。ひと。人。ヒト。。。。。
千歳国際マラソン

▼と、ここまではいくぶん余裕が。。。。(^◇^;)
千歳国際マラソンスタート前

と、そこで気がついたのですが首にかけていたヘッドホンが無い!^_^;

 

私は走る度に音楽を聴く方なので、音楽で疲労を紛らわせるタイプ。^_^;

 

曲の合間に「ロッキーのテーマ」を入れ、その曲がかかるとボルテージが上げてるんです。

 

どうやら、音楽にはさまざまなメリットがあるようですので、ある意味私はそれを信じております。

 

また、聴いている音楽と走っている風景が一致した時には映画の主人公のような気分にもなりますしね(^^)

 

そんなことで、音楽を聴けない状態でのマラソンは私にとってかなり大きなアドバンテージとなってしまいました。

 

しかしながら、森林浴を楽しみながら木漏れ日の中を走り、自然の音に耳を傾けるランも悪くはないと自分に言い聞かせ、これも「ご縁」と思って、ピストルを待ちます。

 

いよいよ10:20に合図のピストルが鳴り、一斉に走り出します。

 

ただ、道幅が狭いため団子状態。

 

なかなか前へ進みません。

 

ようやく動き出したかと思っても、隣のランナーと肘がぶつかったり、前を走るランナーの靴を踏みそうになったりと参加の皆さん苦慮されてたのでは。

 

そんな感じでしたので少しでも前へ行こうと、合間を縫いながら走っておりまして時計を見ますと5分30秒/kmのハイペース。(O_O)

 

通常、私のベストタイムが7分/kmペースなのでかなり早め。

 

調子に乗って走ってたのですが案の定5km地点で失速。

 

そこから悪夢が始まりました。

 

なんとなーく脚が重く感じたのが10km地点。

 

普段の練習ではなんなく走れてる距離でしたがこの日は違いました。

 

(アレッ。アレッ。脚が上がらない………)

 

そんなこんなで大パニック。

 

完全にペース配分を誤ってしまいました。

 

今まで完走した大会もすべてゆっくりペース。

 

ましてやこのコース。緩やかな上り坂が続きます。

 

ゆっくりゆっくり脚力を奪われていく感じ。

 

16km地点では既に両脚がつってしまい、もう肉離れに近い状態。(゜;)エエッ

 

このままリタイヤしようかな……

 

とも思いましたが、今回不在中を守ってくれてるスタッフに顔が立ちません。

 

足を引きづりながら、時計とにらめっこ。

 

その辛いこと辛いこと。

 

▼ようやくの折り返し地点。
千歳国際マラソン中間点

練習で2本、ハーフを走ってはいたのですが正直、今回は地獄でした。

 

給水所の度にスポーツドリンクをがぶのみ。

 

バナナや氷砂糖も用意されていて、それが有り難くて有り難くて。。。。

 

感謝しかありませんでした。

 

それでも35kmを過ぎ、最後の36km地点の関門が見えてきました。

 

“これを超えれば………………。”と思った時に………。

 

係のお父さんが「ハーイ。こっちこっち!」と関門横に留めてあるバスの方を指差して乗れと言わんばかり。

 

そうなんです。

 

残念ながら5分遅れで関門を通過ならず。

 

この5分が悔やまれました。(;O;)

 

▼関門にてタイムオーバーの看板を持つスタッフの方
千歳国際マラソン最終関門

はい。ここで私の千歳国際マラソンは終わってしまった次第です。

▼これがそのバスの中。
バスの中

どよ〜んとした空気が流れてます。(笑)

そして、みんな無口(>_<)

 

私もがっくりで、スタートラインまで送ってくれたわけですがその移動距離が長〜く感じた次第です。

 

それにしても、何度も言いますが各給水所で一生懸命水やら食料やらを渡してくれた大会スタッフの方々には感謝です。

 

特に水を含ませたスポンジは有り難かったですね。

 

また救護担当の方には毎回氷水を頂き、リタイヤしたものの脚を冷やしながら36kmまで持ちこたえることが出来たのも、みなさんのおかげです。

 

大会終了後は皆で祝勝会。

 

いえいえ、私は残念会(笑)

 

なんとな〜く疎外感が………。(^◇^;)

 

 

そして次の朝。

天使がやってきました(*^^)v

出発のためロビーで皆が来るのを待っていると胸に「OSAKI」と書いたジャージを着て微笑みながら、歩いてくる初老のお父さんが………。

お父さん「昨日はどうでした?」

わたし「ボロボロです。」

お父さん「どちらから来たの?」

わたし「地元です。OSAKIって大崎市(宮城県)からですか?」

お父さん「うん。そうだよ。」と言っておもむろにカバンに手を入れ出しました。

▼そこでこのTシャツを取りだし。
千歳国際マラソンTシャツ

「これあげるよ。」

「エッ!」(これは完走者しかもらえない大会公認Tシャツです)

私「いいんですか??」

お父さん「うん。ええよ。」

………と言ったか言わないかのうちにその場をすすっとお父さんは去っていきました。。。。

カッコイイ!!

カッコ良すぎる!!(^_-)

私もそんな紳士になりたいなと思った次第でした。

 

 

 

で、先程帰ってきてこのブログを書き上げたところでしたが………

 

まさか。。

 

と思って、覗いてみると……………

 

案の定、ありました。

 

▼これです。
千歳国際マラソンヤフオク

早速、ヤフオクに出品されてる方がいました(笑)

 

リタイヤしてTシャツをもらって喜んでいる者もいれば、980円で出品してる人もいる………。

 

なんか複雑ですね。

 

次は11月の富士山マラソン。

 

リベンジしてきます(^_^)v

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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