宅配代行サービスを考える。知ってはいけないゴーストレストランの闇

今更ながら「ゴーストレストラン」ってご存知でしょうか?
そう、調理場だけを構え客席を作らずにデリバリーを専門とする飲食店です。

このコロナのおかげで宅配市場は活況。特に都心部での代行サービスの業績はうなぎのぼりと行ったところでしょう。

しかしながら、このゴーストレストランのダークな部分がyahooニュースを始めとする各マスコミから発信されるようになってまいりました。

「くわえタバコのままで調理している」
「果たしてこれって衛生的?」
「保健所の審査通ったの?」
「ネズミ発見!!」
「食材が冷蔵庫から出しっぱなし」
「自宅みたいなマンションの一室でタピオカドリンクを素手で入れていた」

これは代行サービスのスタッフが発見した実際の話し。

厨房だけだと、お客様の目に止まらずに調理だけをしているせいか衛生面や清掃など神経が行かないのでしょう。

女性がするお化粧も一つ。「見られているからする」ということ。
無人島でお化粧はしないわけで…..(笑)

なので、キッチンも同じようなことが言えるのでしょうね。

こう考えると注文する側のリスクが高いことが伺えます。

ウーバーイーツの配達員も、その知られざる実態を明かす。

「登録住所に商品を取りにいくと、飲食店の気配がせず“本当にここで合っているのか?”と迷うことがよくあります。なかには衛生面が心配になるような場所もありました。実店舗だったら許されないくらい散らかっていて、正直、“ここで作られたものは食べたくない”と思いました」

まだまだあります。(笑)

ある配達員が目の当たりにしたのは1つのキッチンで14店舗のお店を開業していたという話。
つまり、一つの厨房、同じ調理人さんが14の業態の調理をしていたっていうことなんです。

ラーメン店、カレー専門店、そば屋、どんぶり専門店、とんかつ屋、ハンバーグ専門店…….。といった感じでしょうか。

お客さんの方はメニューだけを見て、代行業者に注文するだけですからどこで作っているかわからないわけ。

賢いというかなんというか(笑)

省スペースで店舗費用を抑えられる分、参入障壁が低いのですが保健所に届け出を出していない店もかなりあるとのこと。

これって、食中毒の際は泣き寝入りするしかなさそうですね。

都会にお住みの方。店舗選びは慎重に。

要注意ですぞ。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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