【社員教育】飲食店スタッフを千歳空港売店で営業体験。見られる事で人は育つ。

11月。毎年の社員旅行で今年はある試みを。

試食販売などやったことのない、飲食店の若手社員に千歳空港のショッピングエリアで体験させ、いかに物を売ることが大変なのかを体験していただきます。

千歳空港ショッピングエリアへ

千歳空港内の弊社の商品を扱っていただいているお店へ研修に行きます。

北海道十勝の産品を扱っていただいている、「十勝VALLEY」さんへ。

所狭しと、数多くのアイテムが並んでいます。

おっ、弊社の商品「和ちいず」がありました!!

ここで実際に20分間の試食販売を体験させ、お客様に販売することがどれだけ大変かということを体験してもらいます。

飲食店の場合、お客様が目的を持って暖簾をくぐってまいりますが、千歳空港の物販店のように、同じようなお土産ショップが数多く軒を連ね、またアイテム数も全店で何十万、何百万点にもおよぶ中で弊社の商品をいかに、手に取ってもらうかと言うことがどれだけ大変なのかということを身をもって体験してもらい、勉強して欲しいのです。

いつも勉強して書籍にはこう記してあります。
「提案とは断られるために行うこと」と。

そうなんです。ここでの体験はたくさん商品を売ってもらうことではなく、いかにお客様に断られつつ、自分が提案しようという商品知識に対して、何が足りないかを理解してくれればそれでオッケーです。

いざ、試食販売へ

そんなことで3人の若者がチャレンジ。

トップバッターはTさん。ユニホームに着替え、さっそうと通路で試食を勧めます。

試食はしてくれますがなかなか、購買には結びつきません。

そんなところへお一人のお客様が。

猛アピールし、めでたくご購入。

さらにもうひとり。

な、な、なんと。2名の方が商品購入。限られた時間でよくやりました。

続いてはY君。彼はこの日のために虎視眈々と、タブレット持参でやって来ました。

ところが、いかつい風貌のせいかなかなか売れません。(笑)

おまけに声も大きいので、お客様がドン引き。彼を避けようとします(笑)

なんとか時間ギリギリの所で、1個販売。よくやったー!!

最後はAさん。先輩社員からアドバイスを受け、緊張気味。

笑顔はいいんですがなかなか売れません。

皆スルー。

実はこの様子。最初から最後まで一部始終を他のスタッフが見守ってます。
(女将は我が子を見るように泣きそうになってます。)

もちろん、販売している本人たちも我々が見ているのを知っています。見られているからそれに応えようと一生懸命になるんですね。

最後に通ったお父さん。「あなたの笑顔に負けた….」と言って買ってくださいました。

よく頑張りました。全員20歳ながら頼もしく思えた瞬間です。

まとめ

終わった瞬間、泣き出してしまう者。20分間という限られた時間で販売できたことで満面の笑顔を見せる者、反応はいろいろですが皆一応に難しさを実感できたものと思います。

これが、本人だけが出向をして売り場に立ち、右も左も分からない中、試食販売に望んでいたらまた違った思いが出てきたでしょう。

販売している以外の他のメンバー全員が見守る中、やり抜いたことでの自信も付きましたし、いろいろな気づきが彼らの中で芽生えたことでしょう。

小学生の頃、参観日に親が来てくれると嬉しかったことを思い出し、人の成長に関心を持って接することの重要性を私自身が学ばせていただいた次第です。

この記事を書いた人

鈴木 賢司

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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