右手に電卓。左手にロマン。

今年も「会社の車検日」として、経営塾の合宿に参加しています。

弊社の決算に合わせ、前年に立てた計画と実数値のズレを確認し、向こう一年間、更に5年間の経営計画を作りにやってきました。

会場は「熱海」。
熱海の街

昨日も書きましたが「熱海」というと温泉街でなんとな〜く浮かれた気分になりがち。

と思うのは私だけじゃないと思いますが、そこは主催者側の研修機関である100年塾も最大限の配慮をし、熱海の中でも山頂にあるホテルを会場としてあえてチョイス。
100年塾看板

飲みに行ったり、歓楽街にチョット息抜きに……なんてことができないような立地のホテルである。

ご覧の通り、朝から夜までスケジュールがビッチリ!

ここで3日間缶詰になりながら計画を立てていく。
(結構なシビアな内容なのでボカシが入っております。ご容赦の程。)

加えて朝5時からランニングと、社長業はタフでなければならないのがわかりますね(汗)

今回のメインテーマは「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」。

簿記をご存じの方ならよく知っておられると思いますが一般の方にはほとんど馴染みがありませんよね(笑)

で、見通しの甘い計画を立てれば塾長からすぐさま却下。

再度計画の練り直し。

こんな事を自社の決算書を見ながら積み上げていく。

参加する経営者も日本全国から集まっており、カーディーラー、歯科医、パティシエ、土木関係、飲食店など多彩な顔ぶれ。
受講中の様子

数字を目の前に頭を抱える方、頭をかきむしる方、トイレに行って顔を洗う方イロイロです。(笑)

適当な数字を入れてバラ色の計画を作ればよいと言うものではなく、何故そういう計画を立てたのか?何故そういう数値になるのかを時代の背景や取り巻く商圏人口、トレンドと併せ理路整然と主催者である100年塾 塾長に説明しなくてはならない。

そこには単なる数値だけではなく社長としての思いはもちろんのこと、夢やロマンがないと社員さんだって同じ「ゆたか丸」には乗ってくれないのだ。

そんなわけで、今回も数日かけおかげさまでようやく塾長からの決裁がおりました。

OKとなるとこんなハナマルを頂けます。(笑)

経営計画はなまる

どんな内容かは7月の弊社の経営計画発表会にて公式に社員さんや銀行様、お取引様の前で発表致しますがどんなふうに計画が現実化していくのか………。

全ては社員さんとお客様のためになくてはならない店づくり、会社作りのため。

社長として6月の決算期が終わり、7月から始まる来期が今から楽しみでなりません。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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