毎月一回の面談が功を奏す。小さな飲食店でも実践できる個人面談。要はひざを交えて、話を聞いてあげることが大事です。

今日は面談日。

弊社では月に一回、20分間、パート、社員を問わず全員と個人面談を行ってます。

これは弊社の経営計画手帳に基づき、進めている業務の一環です。個人面談

基本的には最初の5分間は、個人の申告した自身の評価点数と上司の評価点数の摺り合わせを行います。

各項目、本人と上司が4段階評価にて点数を付けたものを摺り合わせます。

評価

たとえばこんな項目があったとします。

「他社の見本となる『返事』『挨拶』『笑顔』が徹底されている」
本人は最高点の「4」を付けたとします。

しかし上司は普段、部下の様子を見てないようで見ているものです。
「2」を付けたと仮定します。

そこで、何故「2」なのかということを上司は理路整然と説明致します。

ここで大事なのは「説得」より「納得」です。

この一カ月の具体的な証拠や本人が忘れている行動を情報として伝えるわけです。

ここは、業績給となり賞与に直結するので真剣です。

社員によっては上司が自信が付けた点数より低い評価をすると「そこをなんとかお願いできませんか?」と懇願するものまで現れます。(笑)

マ、気持ちはわかりますが。。。

もう5分は本人の近況報告。最後の10分はお互いの共有タイムもしくはアドバイスの時間となり、合計20分となるわけです。

最後の15分は面談内容も千差万別。
相談事は「どんなことでもいいよ!」と言っているので、テーマは本人にすべて任せています。

会社の長としては仕事の悩みをどんどん言って欲しいところなんですが………。

アニメの話もあれば、恋愛相談、借金の相談まであるのが事実です(笑)

ただし、今年の新人社員達は実直

杏実相談

「どうしたら、お客様との会話に弾みがつきますか?」とか「法要の際に手際よくは依然するにはどうしたら良いですか?」などかなり前向き。亜子相談

こういう子達をみるとしっかり育てなきゃ!と思う次第です。責任重大ですね。

で、今日は異例。
相談事をパワーポイントにしてプレゼンする者まで………。たかのり相談

十人十色とは言いますが全くもって面白いもんです。(笑)

この個人面談。

評価をし、お互いの考え方を摺り合わせることのほか、面談を通じてコミュニケーションをとることで“いきなり退社”を予防する役目もあります。

上司は面談中、部下の何気ない言葉尻や「おかしいな……」と思うことを察知することも出来ます。

大企業が行っているようなガチの評価面談ではありませんが
毎日が忙しくて、なかなか面と向かって話を出来ないウチの職場。

少しはガス抜きにはなっているようです。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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