断捨離との格闘はいかに。収納の達人、我が家に現る。

嫁がセミナーに行って、興奮して帰ってまいりました。

聞けば「収納セミナー」というものに参加し、片付けのイロハを学んできたそうな。

我が家の現状は断捨離とは程遠い状態。

なんでも捨てずにいる我が家。“お片付け”とは程遠い状況で、どんどんものが溢れてしまっています。

「これまだ使えるよな」とか「これ、ヤフオクで売れるかな?」なんてことで、ズルズルと先延ばし状態。

また、買ったものを捨てることへの罪悪感が常にあり、「これ高かったんだよな〜」なんて思い出すと、そこでまた躊躇してしまう……。

今回、たまたま今住んでいる家を社員寮にし、新居に引っ越す計画もあったもんですから、それも重なり今回の運びとなったわけです。

で、わざわざご足労いただいたのがその収納セミナーで講師をされた松井香織さん。

松井さん名刺

今まで子どもたちの家庭訪問とあれば、家中に散らかってたものを一箇所の部屋に押し込み、担任の先生が来ると何食わぬ顔をしていた嫁も、この日ばかりは気が気ではありません。
押し込んだところですべての部屋をチェックするわけですから……。

まずは松井さんから一通りのプレゼンをしていただきます。
具体的にどんなことをやるのか?
ゴールをどこに設定するのかなど。
断捨離プレゼン

今回の設計図面を見て頂き、実際に現在どれくらいの生活品があり、新居にどれくらい持っていくのか?その新居の収納ははたして、持っていったものをまかなうだけの大きさなのか?
などなど念入りに詰めていきます。
断捨離打ち合わせ

また、松井さんがお仕事として取り組まれた過去の事例も用いてピンポイントでアドバイスはいただけますし、その家庭にあわせたプランニングもしていただけます。
断捨離図面

料金プランも明朗でリーズナブル。
断捨離パンフレット

捨てる、捨てないで毎度喧嘩になる我が家。今回はプロに仲裁に入って頂き、年間に費やす夫婦バトルの時間が圧縮できれば安いものです。
断捨離打ち合わせ
▲左が松井さん、右がアシスタントで建築会社のの山口さん

そんなことで、したたかな嫁は事前に松井さんに根回ししてたようで、自分のキッチン用品や衣類家財道具などは対象から外し、どうやらこの日、わたしの衣類や趣味の分野にメスをいれることとなっていたようでした。(どおりで随分前の日から機嫌がいいわけです。)

プレゼンが終わるやいなや、禁断の私の寝室へ。(ちなみに我が家では夫婦のベッドは並んでおらず、別部屋となっております。笑)
嫁の足取りも軽く、「これ見てください!」と言わんばかりに得意げに私の物を松井さんに差し出すわけです。(この時、つくづく「夫婦は他人だ。」と思った次第です。)
私の部屋

そこで、松井さん。淡々と秘密兵器の大きな布を広げます。
断捨離風呂敷

かと思うと、私のタンスに入っていた。靴下、パンツ、シャツをすべてこの上に広げていきます。
こうなったらまな板の鯉状態ですね。
断捨離選別

ここで本格的に捨てるものを選んでいきます。
気がつけば靴下だけで100足以上(笑)それもタンスの奥に入ってるものほど履いていない。
まだまだ、程度がよく活用できそうなもの。タグ付きの新品だけれど、ときめかないものは代行してリサイクルショップに持っていっていただけました。
断捨離衣服

ある程度選別できたら、今度はタンスにしまいます。
買い物の際に頂いた「紙袋」を使い、間仕切りにしていきます。
付箋を張り、靴下も「仕事用」「お出かけ用」などと細かく分けていきます。
断捨離タンスの中

シャツもこんな感じで、靴下同様にまとめ付箋を貼っていきます。
断捨離収納

気分的にもスッキリ。
若干後ろ髪惹かれる思いもありましたが。

かと思いきや、今度は下駄箱に行って私の靴もチェック!(エッ、そこも???)
断捨離くつ

ここから先はご想像にお任せいたします。

そんなことで、我が家の断捨離は一日にしてならず。
のべ、5回のシリーズをお願いするに至りました。

多分、引っ越しの頃は相当身軽になっていることと思います。

それにしても、生けにえになった感が拭えない私。
気のせいか、嫁の高笑いが耳元で今にも聞こえてきそうな今日このごろです。

収納アドバイザー松井さん
整理収納アドバイザー 松井香織さん
[お申込み・お問い合わせ] 090-6267-0110

YouTube動画毎日配信中です!

banner

この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

詳しいプロフィールはこちら