タイ・バンコク入国。Somboon Seafood:ソンブーン・シーフードは必ず予約を!(日本食料理人の海外展開事業編)

暑い。東京の真夏のような暑さであります。

12月というのに亜熱帯特有の温度と湿度が迎えてくれます。この日の気温33度。

羽田空港から約6時間30分のフライト。
飛行機の窓からようやく陸地が見えてきました。一瞬(水田かな?)と思ったのですが海辺に沿ってエビの養殖池が多数見受けられます。

ようやく最初の研修地、タイへ到着。
時差にしてマイナス2時間です。

空港のロビー内の表示がタイ語で書かれているのを見ますと「外国に来たんだなぁ」なんて思うわけであります。

今回のASEAN研修は私の他に京都の料亭の親方、大阪の飲食店若手経営者、三重県の牛肉料理店若女将の4名と、農水省からこの事業を委託された企業で我々をアテンド頂くお好み焼き店「千房」の海外室長と海外展開を手がける東京のデザイン会社H氏の6人構成で視察を続けます。

空港から荷物をピックアップすると今度は電車でホテルまで。
この事業が国の事業とあって、「全て公共交通機関で移動」となっているため、タクシーなどの民間交通機関は利用できないのが決まり。

思いスーツケースを皆で引きずりながら乗り換えを繰り返し移動します。

中でもびっくりしたのが切符。

ここタイでは切符の代わりにプラスチックのコインを使っています。

リサイクルが目的なんでしょうか(笑)国が変わるとスタンダードが変わる。面白いですね。

通常は空港でしかお目にかかれない金属探知機のセキュリティーも随所にございます。

治安が良くないんでしょうかね。

さて、乗り換えをして次の電車に飛び乗って一駅過ぎたあたりから、引率いただいてるH氏が異変に気づき下車。
どうやら、財布をスられるという洗礼をいきなり受けてしまいます。

この時の電車は超満員。
どうやら我々一行が日本人ということをきっぷを買う段階からマークされてた模様。

I氏には気の毒でしたが明日は我が身。自分自身も気をつけなければと、財布を分けたり、貴重品に今まで以上に気を配ったりと身を引き締めた次第です。

現金が帰ってくるのは皆無としてもカード会社にはすぐさま連絡をしたものの、数分のうちに17万円以上が使われたようです。怖いですね。

さて、気を取り直しホテルへようやく到着。

大きなクリスマスツリーが我々を迎えてくれます。
しかし北国からきた私はなんとなく違和感が(笑)

クリスマスツリー=雪 みたいな感じなので、気温33度の中。メリークリスマスと言われても。。。。。。

簡単に荷物を部屋へ置き、再出発。
ちなみにホテルはこんな感じです。

日本のビジネスホテルと同じ。一通りの設備があり、感謝ですね。
ツインルームなんですがシングルユースです(笑)

すぐさま夕食会場であるレストランに移動。30分くらいだったでしょうか。

着いたのがこちらのレストラン。現地時間20時。(日本は22時)

ここ、予約がないとなかなか入れないレストランとんこと。
日本からの顧客も多く、政財界や芸能人も来られるらしいのです。

ということでメニューも日本語表記。

自分がタイへ来て外国人旅行者となった瞬間。こういうメニューってホッとしますね(笑)
うちの会社もこれだけ外国人のお客様が増えているのですから、すぐさまパクらなければと感じた次第です。

私はアルコールがからっきし駄目なので、マンゴージュースで乾杯。
(濃厚で美味しかったです。)

料理は中華料理プラス、エスニックなエッセンスを入れた感じの料理。

どれも日本人の口に会います。

これだけ食べて、飲んで一人3000円チョット。

まんぷくとなり、ありがた〜くホテルへ帰って解散。そんなことで、まずは初日。研修第一日目終了です。

明日からが本番。異国の地で何が待っているか、今からワクワクです。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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