タイ・バンコクで床屋体験。吉と出るか凶と出るか?(日本食料理人の海外展開事業編)

前回日本国内で散髪してから約1ヶ月半。

今回の研修旅行の際に現地で髪を切ったらどうなるか?
ということを体当たりで体験するためにしっかりと伸ばしておりました。

たまたま、その日は早く研修が終わったことからホテルの横にある理髪店へ直行。
店頭の看板も日本語で書いてありますし、なんとなく入りやすそう。

外国人を捕まえるにはターゲット層である外国人の言語を書くのは必須だと、海外に出て感じるわけであります。

店頭にはおばちゃんの理髪職人さんが休憩の合間に客引きをやっている感じ。

(おっ、今なら空いてる)と思い、店頭で確認。
グーグルの翻訳アプリでこんな画面を見せます(笑)

すると親指を立てた職人さんが中へ入れと誘導します。

私がチョイスしたコースはカット、シャンプー、シェービング。しめて550バーツ。(日本円にして2,200円くらい)

最初にiphoneで撮影してると「NO VIDEO! NO PHOTO!」ということで撮らせてもらえず。。。
なんとか最初のうちだけビフォー画像を撮らせて頂きました。

さて、カットが始まります。

お決まりの散髪用エプロンを私の首周りにぐるっと巻き付け、いきなりカット(笑)

いつも行きつけの床屋さんならば、まずシャンプーで洗髪し、髪を濡らしたところで部分部分を切りそろえていく感じですが。。。

カットというより、ハサミは一切使わずバリカンのみ。

豪快にバリカンの刃を駆使に当てながら、髪の毛を削ぎ落とすイメージです。

カットの途中途中で「これでいいか?」的なゼスチャーをするので、また翻訳アプリを立ち上げ画面を見せるだけ(笑)

すると、片言の日本語で「ダイジョウブ。カッコイイ!」と応えてくれます。

ある程度、切り終わると今度は耳や首周りの毛をカミソリで剃っていくのですが、いきなりジョリジョリっと何も付けずに進行していきます(笑)

ここも日本の床屋さんなら、シェービング用の石鹸を塗ったのち優しく剃っていただいていたのですが。。。。。

お次は先発と顔そり。

ここから大仰天。

日本の床屋さんであればカットをする椅子の前に洗面台があり、前かがみになって洗髪するのですが、日本の美容室みたいな感じで、私がシャンプー台へ移動して髪を洗ってくれるました。

台の上に横たわり、仰向けになります。

髪を濡らしてシャンプーで2度洗い。洗いながらマッサージしてくれるのでいい感じでした。

最後はこんな短い髪にもトリートメントをしてくれてました。

こうなると、シェービングもどんなふうにしてくれるのかと期待感が高まります。

その仰向けになったままのシャンプー台で、そのまま顔中に石鹸液を塗られます。

この石鹸、あまり質が良くないのでしょうか?顔中ピリピリしだします(笑)

石鹸を塗り終えると、蒸しタオルかな?と思った瞬間、ジョリジョリっと始まります。

ほっぺたや額、目の周りを剃っていきます。

かと思ったら、ナントナント私の両鼻に理髪師さんの指をツッコミ鼻の下の髭を剃ります。
(あれ?、、、その手って石鹸まみれの手じゃない??)

またまた、私の顔の左右に向きを変える際にも石鹸まみれの手で鼻に指を入れて向きを変えようとします。

鼻に指を入れられ、どちらかに振られると、振られた方に顔を向けなければなりません。
合理的って言えば合理的なんですが。。。。。

ビデオで撮っていればギャグの世界ですね。(笑)
後はご想像にお任せいたします。

延べ3回鼻に指を突っ込まれた次第です。

顔そりが終わったら、石鹸まみれの顔を洗い流してくれるのかと思いきや、そのままタオルでササッと拭いておしまい。

洗髪台を降りて、椅子に座れ促されるので座ると最後の仕上げ。

整髪料を塗ってイッチョ上がり!って感じでした。

時間にして述べ30分。

速攻仕上げです。私がいつも行く床屋さんは大体1時間。
念入りに念入りにやってくださいます。
今まで当たり前だと思っていたことが、日本を離れてみると「当たり前の大切さ」を感じる次第です。

で、こんな感じで仕上がりました。

勇気のある方。近くまでお越しの際には是非お立ち寄りを!
bangkok smile salon
TEL 0-2002-4236
午前10時から深夜12時まで営業

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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