ジュエリーアイスってご存じですか?
直訳すると「氷でできた宝石」とでもいうのでしょうか?
ジュエリーアイスのHPにはこんな記載があります。
十勝を代表する河川「十勝川(とかちがわ)」を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の豊頃町、大津(おおつ)海岸に打ち上げられる氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く自然現象です。
十勝の厳しい寒さと、母なる大河「十勝川」が生み出す自然の神秘です。
そんなジュエリーアイスを見に行ってきました。
場所は隣町、豊頃町(とよころちょう)。
当店(ゆたか)から車で約30 km。
一昨年あたりから真冬でも随分と外国のお客様がツアーで来られるようになりました。
ある時ツアーガイドさんにどうしてこの時期お越しになられるのかを聞いてみましたところ、隣町豊頃町に海岸に綺麗な氷をたくさん見ることができることのこと。
地元に住んでる私でも聞いたことがなく、初めて行ったのが去年。
ようやくその氷を見ることができました。
昨年も海岸沿いはかなりの外国人で賑わっており、とはいってもここは北海道十勝。
人の波をかき分けて…といったところまでは混雑はしておらず、海岸沿いに様々な形の氷を見つけることができました。
噂には聞いてたものの確かに綺麗 !
よくよく見ると女性の観光客が多いこと。その理由が頷けます。
ところが、 なんだか今年は雲行きが怪しい感じ。
地元のローカルニュースや SNS では知っていたものの温暖化の影響か今年は漂着した氷がとっても少ないとの情報です。
私も仕事の合間を縫ってようやく現場に見に行ったものの、その日の気温は0度
氷点下25°ぐらいまで下がるここの土地としては非常に暖かい。
こんな状況下でジュエリーアイスをを見つけることができるだろうか?
と思いながら駐車場に車を停め、海岸に向けひた走る。
海岸を見渡すとまるで去年とは光景が違います。
(あれっ!氷がない!!!)
もちろん見物人は私くらいなもの。
すると氷の塊とは言い難いが海岸に小さな氷のブロックが転々と打ち上げられておりました。
かろうじていくつかの氷の塊を見つけることができました。
波に表面が現れてキラキラと輝いています。
おお!まさにジュエリー!!
着いた時間が夕方だったため、夕日が氷に当たり、またその氷が波に洗われて特殊な形となっているので光が乱反射し、非常に幻想的です。
こんな氷をカップルで眺めながら 夕暮れを過ごすのはとってもロマンチック。。。。。
なにせこの私。「日本ロマンチスト協会」の正会員であります(笑)
なんですがうちの嫁はとても現実的。
今日も誘いましたが寒いので嫌だと一蹴。
こんなタイミングですが、私と手をつないで海岸を歩いてくれる淑女の皆様、大募集です!
(見る人が見ると介護と間違われるような年齢となってきましたが……。)
で、結局一人寂しく海岸沿いを歩いてシャッターを押してきました。(笑)
機会がありましたら是非とも豊頃町へお越しください。
近くには暖をとるジュエリーハウスなるものもあります。(笑)
(行った日はあいにく閉店でしたので、中の様子は伺い知ることができません。)
今年はすでにオフシーズンとなってしまいましたが来年はこのタペストリーにあるような、大挙して押し寄せた氷があなたを待っていることと思います。
問い合わせ
豊頃町観光協会
Tel:015-578-7202