今年入社した社員の母校の生徒がやってきました。
それも、先生と父兄と共に・・・・。(^0^;)
隣町の高校より、父兄と先生併せ21名の方々が昼食兼、職場見学ということでお越し頂きました。
先生から事前説明が数日前にあり、現在の2年生に対して社会人としての厳しさを伝えて欲しいという趣旨でご依頼頂きましたので、お役に立てるのであれば……と快諾。(^^)
ならばと思い、私が説明するより同じ学校の卒業生からの方が同じ目線で言葉も伝わるのではないかと、急遽先生に打診した次第です。
わたし「○○先生、先生から今回の趣旨を頂きましたが私ではなく、御校の卒業生に話させた方が在校生にとっても、本人にとっても勉強になると思うのですが………。」
先生「では、そうしましょう!」ということで、本日のセッティングが決まりました。\(^O^)/
午後12:30。
一行がお見えになり、会食が終わりました。
そこで我々の出番。
まずはトップバッター、新人のT君が入社前の葛藤、入社後の大変さ、そしてそれとどう向きあっているか、などを語り出しました。
元々引っ込み思案で人前で話すことなどそう馴れてはいません。
なので、あえて今回抜擢したわけです。(^^)
彼には事前に課題を与えました。
「どんな質問が来るかもしれないし、何が来ても良いように準備しなさい。」
それ以上のことは言いませんでしたが……………。
すると、彼はおもむろに胸のポケットから原稿用紙を出し、入社から今日までの思いを語り出しました。
その声は震えており、視線は下を向いていましたがつっかかりながらも身振り手振りで伝えていました。
しかしながら、私は真横でその姿を見て誇らしく感じたほどです。(^◇^)
そして質問タイム。
在校生「休みは何日あるんでしょうか?」
T君「週休二日制です。」
(やはり今の世代。休みが気になるようでこの手の質問が集中します。)
在校生「土日は休みなんでしょうか?」
T君「飲食店なので、土日は忙しいんです。稼ぎ時なんです!だから交代で平日に休むようにしてます。」
(おお!稼ぎ時が分かってきたか(笑)勉強の成果かな…。)
今度は私にバトンタッチして、鈴木タイムが始まりました。(*^^)v
私は先生にご依頼されたとおり、社会人としてあるべき、厳しめの説明をさせて頂きましたが…………。
厳しめが度を超えてたようで、質問タイムには誰も手が上がりません。(^◇^;)(汗)
私と在校生の間には北風がヒューっと吹いたような………(笑)
そんなことでお客様一行をお見送りし、彼との反省タイム。
私は内容はともあれ、予習として原稿用紙2枚を使ってしたためたこと。
そして、なによりも事前に準備したことを絶賛しました。
知らないところでどんどん成長している社会人一年生。
その子達を預かる会社の長として、私も成長せねば!と感じた1日です。
毎日がドラマ。
いや、ドラマよりずっと面白い!(*^_^*)