当店には古典的ながら水を濾過する大がかりなシステムがあります。
2t入るタンクと1.5t入るタンク。合計3.5t入るタンクを使って「美味しい水」をご提供しています。
なんだか見当が付かないかもしれませんがコップ一杯200mlだとすると約49,575杯取れる計算になります。(笑)
ステンレスの籠の中に入れた備長炭200kgをそれぞれのタンクに沈め、特殊な装置を用いてビリビリと電気エネルギーを一定時間送る事で「超軟水」に変わってしまいます。
炭の力でここまで味が変わってしまうのは驚きです。
この大型タンク。酪農家さんから譲り受けたもので以前は搾乳したあと、ローリー車が集配に来るまでの一定時間、牛乳を冷却貯蔵しておくタンクでありました。子供さんなら4〜5人はゆうに入って遊べるプールくらいの大きさです。
▼こんな感じで畑の横にゴロゴロ置いてあったものを譲り受けました。
浄水装置システム。いわゆる浄水器ですが日本全国、いや世界には色々なシステムがありますよね。
今日はそこで、なんでこんな大がかりなシステムを選んだのかをご紹介致します。
実はこの浄水システム、どうやら伊勢神宮でも活躍しているそうなんです。
私が炭素埋設を勉強していく中で、「これだ!!」と思ったキーワードが伊勢神宮でした。
伊勢神宮では神殿に奉物される野菜を栽培している「御園(みその)」という農園があります。
神様がお使いになっている浄水器なら間違いないだろう………決め手はそこだけです(笑)
その伊勢神宮と同じ浄水システムが当店にも備わっております。
これは10年以上前の画像ですが店内へタンク搬入の様子をご紹介致します。
▼頂いてきたタンクといえども余分な配管が付いていたりしたものを電動カッターで全て切り落とします。
▼それを全て洗浄した後クレーンで店舗内へ。出入り口から通す訳ですが、入り口が狭く苦労の連続。
▼ましてや2つの大型タンクを………となると、それはそれで大変でした。(ナナメにしたり横にしたり………)
▼タンクを設置後、今度は備長炭を1本1本洗ってタンクに投入。200kgともなるとそれはそれで。。。
▼もちろん使う炭は土佐備長炭。最高級品。1箱約1万円。(おおっ!!)
▼炭同士を叩きますと、キーン、キーンと金属音が致します。
▼それをタンクに入れるためにステンレス製のかごに縦て入れます。その後タンクの中に沈めます。
ここまで設置した装置。
トイレ以外はどの蛇口をひねっても、この「美味しい水」が出るように配管されています。
製氷機ももちろんの事、炭酸水を精製する装置までもがこのお水。
水源は違えども「神様が飲んでいる水」にかなり近いはず。
ご来店の際に、まずは一杯いかがですか?
もちろんプライスレスです。(笑)