人生初。ANAビジネスクラス。マイルにて羽田〜ハノイを往復しました。

いよいよ人生初のビジネスクラス。

当たり前の金額を出して搭乗なんてとんでもない。
かき集めたマイルをいよいよ使う日がやってきたわけです。

たった数時間のフライトではありますが、期待を胸にこれからどんな旅が待っているのでしょうか?

今回は行きは羽田空港国際線から離陸。

まずはカウンターへ。

当然今まではエコノミークラス以外の列に並んだことはなく、ビジネスクラスやファーストクラスに並ぶ方々を羨望の眼差しで見ておりました。

ついに今日はそれを打破する日がやってきたわけです。

搭乗開始のアナウンスが始まるとまずは最初にプレミア会員の方々が優先搭乗されます。

今まではこちらの列へ並んでおりました。

今日はマイルの恩恵を受け、こちらへ。

上には上がいるもので、更にこちらは上級顧客様専用入り口。

まず最初にアナウンスが有り、ダイヤモンドサービスメンバーから案内されます。

続いてビジネスクラスに搭乗する小生の番。

今までは、エコノミークラスの長い長い列に並んでいたわけですが、今日は短い列に並ぶことに。

この時点で、プチセレブ気分。ステータスを感じる次第です(笑)

さて、機内に乗り込みますとこんな感じのシートか私を待っております。

おおっ!完全にブースが区切られております。

シートも広め。ゴージャス感が漂います。

シートの横にテーブルもあり、 ちょっとした書斎のようです。

このようにテーブルの下に、さらにスライド式のテーブルが収納され食事が置けるわけです。

シートに座ると笑みがこぼれているのが自分自身でわかります。(笑)

モニターもエコノミーとは比べ物にならないぐらい大きい。
20 インチ以上はありますね。

ヘッドホンはパナソニック製。この辺もチープ感はありません。

毛布も薄いものではなく、キャンプの時に使うまさに寝袋のようです。
羽毛なのか羊毛なのか分かりませんがかなりフカフカ。

広げてみるとかなり暖かいのが分かります。

スリッパに関しても使い捨てにするにはもったいないぐらいの 厚手のスリッパです。

同じ袋の中に持ち帰り用の不織布でできた袋や小さな靴べら靴べらまで入っています。

全日空の心遣いに感心致します。

ところが前方のリクライニング用の棚に私の短い足が乗りません(笑)

のけぞって無理やり前に足を入れたり角度を変えたりしていると座席の左側に自動のシートスライドスイッチがあるではありませんか。

これだから田舎者は困ります。

シートを前後にスライドすることはもちろんのこと、完全にシートを180度倒すことも可能です。

初めておもちゃを買い与えられた子供のようにはしゃいでいると、そこへ CA さんが飲み物を持ってきてくださいました。それも私の名前を呼びながら。。。
(こんな姿を見られているともっと超恥ずかしかったです。)

「鈴木様、ウェルカムドリンクをご用意させていただきました。シャンパンとオレンジジュースとどちらがよろしいですか?」

アルコールが一切飲めないにも関わらず、格好つけて「シャンパンお願い致します!」と言ってしまった私(笑)

この一杯が後になって後悔となることとは思いませんでした………..。

続いて、メニューを聞いてこられます。
和食か?洋食か?

どちらがおすすめ?と CA さんに聞きますと今日はフレンチがお勧めとのこと。

ならばそれで!ということで早速注文。

メニューを見ますとメインの料理の他に麺類やアイスクリームをビジネスクラスは食べ放題となっております。
まさに、目尻も垂れ下がり、「いいんですか〜?」状態の私。

先程、ビジネスラウンジでたらふく食べたのに、つくづく卑しい自分が情けない…..。

今年53歳になる私ですがマズローの五段階欲求説、生理的欲求がいかに高いかが分かります(笑)

さて、先ほどのビジネスクラスで食事をとったとはいえ、 アルコール免疫力のない私はすぐさま、反応が出てまいりました。

席に着いてからフライトが30分遅れたこともあり、飛ぶ前からすでに酔いが完全に回っています。
しかも、やっとのことで飲んだのもグラス半分。

目が覚めたのはフライト後、1時間以上経った頃でしょうか?
機内食を配膳する音で目が覚めたのです。(やってしまった〜〜〜〜〜!)

貧乏性の私は今回の初ビジネスクラスではベトナムまでのフライト時間の5時間、絶対に寝ずに満喫しようと思ってたところに、アルコールで大失態。

最初の1時間を寝て過ごしちゃったわけです。

気を取り直して、体内に入ったアルコールを薄めるために全日空限定のかぼすドリンクをいただき、機内食おおすすめのフレンチを頂くことといたしました。

エコノミークラスではプラスチックのコップだったのがガラス製の薄いグラスに変わります。またメインのお料理も華やか。

機内食とはいえ、メチャ美味しいですね。
ナフキンも紙ではなく、布製。

まさに「世は満足じゃ〜!」の世界です。

ビジネスの他の客様は年配の紳士、淑女のなんとなくお行儀の良いお客様達ばかりに見えます。はっきり言って私がこの席にいるのは間違いですが、 雲の上にいる短いこの時間を満喫しております。

窓に至っては外構が眩しい時はスクリーンを下す者と思っておりましたがそれが見当たらず探していると電動のスイッチであることが判明。

スイッチを押し続けるとスクリーンが明るくなったり暗くなったりして光を遮断してくれます。
すごいですね。

テレビ番組も充実。現在封切ったばかりの新作の映画まで上映されているではありませんか。

そんなことであっという間の5時間のフライト。最後はアイスクリームで締めくくりました。

これでマイルプラス追加料金2万円は癖になってしまいます。
生きててよかった〜!!

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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