本日は北海道の東の方へリクルート活動に参ります。
根室の方へ150km。
厚岸(あっけし)町という漁業を中心とした街にやって参りました。
その厚岸町の中で唯一の高校、水産学科のある厚岸翔洋高等学校(あっけししょうようこうとうがっこう)に行って参りました。
我が街からこんな感じのところに位置してます。
北海道は広いですね。(◎-◎;)
ここの学校の特徴は水産科があること。
つまり、漁船員や航海士を目指す学校です。
延べ一カ月にわたるまぐろ延縄実習等もあり、実習といえどもかなり気合いの入ったカリキュラムであります。
https://www.asahi.com/articles/ASL4G4HYQL4GIIPE012.html
こういう学校には少なからず、「船乗りコック」を目指す若者がいるとの情報をキャッチしましたので、ダメ元で訪問した次第です。
学校の玄関には長さ1.5m位の模型が展示されており、水産高校の印象を大きく受けますね。
今回、ご対応頂いたのは教頭先生。
限られた時間の中ではありましたが親切にお話し頂けました。
いろいろ伺ってみると昨今の厳しい就職事情が見えてきます。
釧路市を含む地元企業だけで900件以上の求人があること。
3年生の生徒さんが50数名、さらに就職を希望されてる人数が約半数ということですので、ざっと有効求人倍率が36倍となる事になります(゜◇゜)ガーン
しかしながら、ここであきらめては片道150km、往復300kmがドライブで終わってしまいます。(^0^;)
ならばと思い、弊社で働くことでのメリット、会社としての将来への展望、また自己を高めることの出来る教育体制、等々をお伝えさせて頂き、教頭先生も熱心に耳を傾けて下さいました。
こう考えてみますと、「少子化は進んでいる」と言う情報は一般的に伝わっておりますが、実際に学校へ出向き生の声を聞きますとかなり深刻です。
今後の会社の成長性は「人を採用できるか否か。」で大きく変わってくると言っても過言ではないですね。
さて、我が社がリクルートを始めたのは昨年から。
それまでは人が入った、人が辞めた。というのを全て偶然性に任せておりました。
そして心の中では………。
「誰かいい人入ってこないかな〜。」というふうに、いつものように思っている自分がいました。
しかしながら、自分の中でもこの「いい人」の定義も定まっておりません。(^_^;
よって、弊社のような小さな会社の門を叩いて頂ける方はすべてウェルカム!!
どなたも「OK」を出しておりました。
そうです。「来る者こばまず…………。」というあれです。(笑)
よって、職人さんが入って来ては「俺のやり方はこうだから………。」と言って、言うことを聞いてくれないことで会社の方向性が変わったり…………。
職人さんの都合で急に退社することになって、今まであったメニューが急に出来なくなったり………。
またある時は依頼された仕事を全うせず、権利ばかりを主張し義務を遂行しないパートさんがいたり………。
世の中は何かしら、従業員さんを保護する側に国は立っているのはわかりますが、中には度を超した従業員がいるのも事実です。(`ヘ´)
結局はそれってお客様に迷惑がかかってしまうんですよね。(; 😉
なので、私は中途採用の職人さんではなく、そして偶然性に任せるのではなく、新卒の採用に舵を切り替えることとしたわけです。
おかげさまで今年は3人の新卒生が入社してくれました。
もちろんこの前まで高校生だった子達ですから、職人さんのような技術やアドリブはききません。
しかしながら何よりの武器を彼らは持っています。
……………何だと思われますか?(^^)
それは「素直さ」です。
私が勉強会で「返事は0.5」秒でしなさい!」というとその場から実践してくれます。
「声が小さい!」というと、その場で改善致します。
「自分が18歳の頃こんなんだったけな〜。」と思うほど素直なんです。(汗)
よって、更に教育を通じ磨きをかけ、彼らをブラッシュアップしていきます。
数年後の成長が楽しみですね。
さて、毎年この時期が採用の「ゴールデンタイム」。
他社様も猛プッシュで学校訪問しております。
弊社も負けないよう、更にプッシュして参ります。
これを読まれている十勝管内の先生殿。
お手柔らかにお願い致しますヨ!(*^^)v
▼厚岸の市場の前でパシャッ!!