外国人女子スタッフに七夕を満喫してもらう。初めて着る「ゆかた」はどんな感じ?

北海道では七夕は8月。8月7日に行われるわけです。

小さい頃、母親に「どうして北海道は七夕は8月なの?」と聞いたところ、返ってきた答えが「北海道は本州に比べ7月だと寒いから8月にするんだよ。」と………。

すっかりそう思っていたのですが実は諸説あるようですね。
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そこで、女将の発案でベトナム人実習生のラムさんとトゥイさんに日本の文化である「七夕」を味わってもらおうと企画をいたしました。

しかしこれを本人達には伝えず極秘裏に進めることに………。(笑)

なにせ本人達は日本人以上に頑張ってくれる。シフトの関係で朝早かろうが遅かろうが一生懸命です。

彼女たちの件はこちらで紹介させて頂きましたので今回は割愛させて頂きます。。。

 

さて、8月の6日。前日から本人達には「明日の仕事はお昼で終わって良いよ!」と伝えてあります。

本人達は訳がわからず、困惑気味。

「ナゼデスカ?」とは言うものの、「いいから、いいから!」と強制的に休みにいたします。(笑)

「ただし、仕事が終わってから付いてきなさい。」と指示は出してあったので2人ともどこへ連れて行かれるのかなおさら不安。(ピースサインこそしてますが、かなり不安がってました。)

しまむら行き

 

そんなことで仕事が終わり2人を乗せ、先ず向かったのがここ。庶民の味方「しまむら」。しまむら

 

ゆかたを買いにやってきました。曇り気味で不安そうな彼女たちの顔がいっぺんに明るくなります。

「ワァ〜!!」と言いながら試着の繰り返し。女の子は万国共通。おしゃれ着には興味があります。
ましてや日本のゆかたはとてもあこがれだったそう。

ここしまむらではゆかたから草履、帯に至るまで全てセットで売ってるんですね。

喜びまくってあれやこれや迷った結果、ようやく気に入ったのが見つかったご様子。
(良かった、良かった。)

とりあえず着替えは後にして、ここで初めて「今日は、日頃一生懸命仕事をしてくれることのご褒美で2人を七夕に連れて行くよ!」ってことを伝えるとボルテージは更に上がります。

女将の実家に行き、女将の母の指導のもと、今度は2人のゆかたの気付けを始めます。気付け

ゆかたなど着たことのない2人はテンションマックスです。

着替えが終わると早速ながら、帯広市内の七夕会場へ。

少ないながらも出店(でみせ)が並ぶ路面をゆかたを着た2人と私と女将が歩きます。

我々夫婦にも20歳になる娘がおりますが、遠く離れたところで学生生活をしているため、女将は我が子のように遠く4,000km先から来たベトナム人のトゥイさんラムさんを可愛がります。

また2人も我々を親しんでくれるため、ことあるごとにこうして外へ連れ出します。

七夕の飾り付けが珍しいのか妙に興奮する二人

出店(でみせ)を見るとベトナムの活気を思い出すとのこと。お祭り

射的に挑戦!

トトロと一緒に!ととろと

ですがあまりにも寒く、最後は居酒屋さんの店舗に入ってで暖まりました。カンパ〜イ!!

寒くて寒くてしょうがない彼女たち。

いちおう、ゆかたの下も半袖にシーパンを履いてるんですが…………。(笑)

冒頭に述べました、「北海道では寒いから8月に七夕を行う」という母の話。8月でも寒くてしょうがない十勝の夜でした。

でも、2人とも喜んでくれたようで良かった良かった。ラブレターも頂きました!!

手紙

 

 

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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