災害時の携帯電話網が全くダメな時、古くてもカーナビが有効だった話。

ガソリンを求め右往左往。

食料を求め東奔西走。

これは地震当日、車で行った出張先である札幌の一コマ。

先日の記事にも書きましたが、地震当日ガソリンをようやく手に入れなんとか帰社はしました。

実はその前にもう一つストーリーが有りました。

車に乗ってスタンドを探し、食料を探しに行ったまでは良かったのですがよくよく考えるとこの地震でauの電波がかなり不安定になったのか、アクセス数が一気に増えたためなのかはわかりませんが、google mapが使えないということがわかったのです。

ガソリンを満タンにし、食料を調達して一旦ホテルの戻ろうとしたときに気が付きました。

ホテルがセットされない→→→→→→帰れない…。

地震に際して、電波が混んでいるせいなのか極端に電波が弱くなってしまっており、おまけにiphoneのバッテリーも少ない。

シガーソケットから、充電用につないで入るものの、10分で1%給電するのがやっと。

なんせ車は17年落ちのCR-V。
今年で25万キロを走ってるものですから、バッテリーが弱っているのか、全くというほど充電できないようなんです。

最近は外出してもすっかりgoogle map依存症と化してる私。googlemap

便利なもので、iphoneを立ち上げ、google mapのアイコンをタップして、音声で伝えればしっかりと目的地まで連れてってくれますから。

札幌の市内は碁盤の目にはなっているものの、○条○丁目の前に「豊平」「美園」「中の島」などの名称が付くためさっぱりわかりません。

交番を探すも、お巡りさんは居るはずもなく、あっちに行ったりこっちに行ったりすると、またガソリンが無くなってくるので通りを歩く人にホテルの住所を差し出し、聞きながら帰ろうと思った矢先。

「あれ?」

古いナビがそのまま、ダッシュボードの中にあることに気が付きました。

もちろん電源も入っていますが使ったことがない。

もしや、と思い住所を入力すると、めでたくナビが反応してくれます。

なび

まさにナビ、さまさま。

無事ホテルに到着。帰ることができました。

google mapも「GPS」。

自動車搭載のカーナビも「GPS」。

同じ「GPS」でも方式が違うようです。

電波が滞った時は、やはり自動車搭載の「カーナビ」が有効ですね。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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