もうすぐ節分。

幼い頃は豆菓子についてくる鬼のお面をかぶって妹とぶつけ合いをしたものでした。

そういえば最近スーパーで鬼のお面の付録の付いた豆菓子なんて売っているんでしょうか?

さて、今日は同じ節分でもその日に食べる巻き寿司のお話。

当店におきましてはある意味この2月1日から3日までの三日間は地獄の日々でもあります(笑)

あっ、「地獄」なんて失言でした(笑)
ありがたいことなんですがこの三日間で1500本から2000本の巻き寿司を巻きます。

池田町の人口が7,000人弱ですので3.5人に一人は弊社の巻き寿司を食べていただいてる計算となります。

北海道で節分に食べる巻き寿司「恵方巻き文化」なんてここ数年のものでした。

今ではコンビニさんやスーパーさんでも大々的に販売されておりますが弊社が始めたのは今から20年以上前。

たまたま勉強に行った大阪で、知り合ったお寿司屋さんからこの恵方巻きのお話を伺い、ならばと思って売り出したのがはじめのお話。(当時はさすが大阪の商人だなぁ、なんて感心いたしました。)

まだ恵方巻きなんてこの地域では誰も知っておらず、非常に認知度の低いメニューで、逆に怪しまれたりしたものでした。

そういう意味で弊社はこの恵方巻に関して、ここ十勝ではある意味パイオニア的な存在かも知りません(笑)

今でも思い出しますが、このような認知度の低い状況下で営業に行った中、社員さんたちへのプレゼントとして大口購入頂いた会社の社長さんが顔が今でも思い出されます。

▼当店謹製 金粉入り恵方巻き

それから本数も毎年少しずつ増え、それで現在の販売本数に至った訳でございます。

今ではどこのお寿司屋さんでも具材や見せ方を変え、星の数ほどの恵方巻きがあると言っても過言ではないかもしれません。

そこで弊社の恵方巻が他店様との差別化をする上で大きな特徴がございます。

まぁ、そんな大それたことはしてないんですが…………(笑)

毎年この恵方巻きと一緒に入れる「御縁玉」と称して、5円玉をお入れしてます。

ただ、銀行に行ってATMから持ってきた五円玉ではありません。鎌倉の銭洗い弁財天へ行って洗い清めお入れしております。

この銭洗弁財天。
ここの洗い水でお金を清めるとお金が何倍にもなって戻ってくるという言い伝えがございます。

お客様の中で「お宅の恵方巻きを買って試験に合格した!」「少額ではあるが宝くじに当たった」なんていうお声を聞きますと非常に嬉しくなるわけです。

よってゆたかの恵方巻きはお寿司を売るのではなく「幸福」と「金運」を巻いているわけです。

そんなこともあってお客様にご支持いただき、今ではたくさんの本数を販売させて頂くことは非常にありがたいことなのですが、弊社は中小企業にも満たない零細企業。

人にも会社のインフラにも限界があるわけです。

つまり、たくさん本数が増え、売れれば売れるほどその販売管理に追われていくわけであります。

仕事の分担として私の分野はこれだけあるアイテムの巻き寿司の仕入れから味付け調理を担当いたします。

海鮮巻きに入れる具材をお客様の食べ頃に合わせてカットしたかと思うとその脇で牛肉巻きに使う和牛をスライスして煮ていきます。

海鮮ネタは早くに巻いてしまいますと鮮度が落ちます。

▼海鮮巻きを巻く前の状態

和牛巻きは和牛特有の脂がある分、早く巻いて寿司しゃりが冷えると和牛の脂も冷えて固まってしまい、和牛の味が台無しとなってしまいます。

▼和牛を使った「いけだ牛恵方巻き」の巻く前の状態
(地元の野菜「ヤーコン」を入れ歯ごたえもいいです。)

本来であれば早めに当日分すべてを調理をし、パッキングしてお渡しすれば効率がいいのかもしれませんがお渡しする時間、ご予約の時間に合わせて作っていくものですからこの時間管理が非常にタイトです。

この辺の仕組みの効率化はまた改めてお伝えしようと思いますが、今日のテーマはここからが本題。

たくさん受注を頂いたこの恵方巻き。

電話のご注文もあれば FAX のご注文もあります。

一旦来た受注を全て販売管理のソフトに入れます。

以前はすべて手書き伝票でやっておりましたがこれだけのメニューそして異なるお渡し時間それに人数が加わると足し算、掛け算が入り交じり結構大変です。

この販売管理の部分は女将が担当をしておりました。

恵方巻きの時期が来ると本人も憂鬱になってきます(笑)

特にこの三日間は不備が無いよう、伝票のチェックを繰り返すため、不眠不休と言っても過言ではありません。

毎年毎年バージョンアップを重ね年を追うごとに業務は簡素化しておるのですが加えて昨今の人手不足。この入力作業、チェック作業だけでも結構な時間を割かれるわけです。

そこでこの入力作業だけでも軽減できないかということで考えたり、アドバイスを頂いたりしたようやくたどり着いたのがこの「 Google フォーム」。

なかなかマニアックなシステムで Google の探しても下の方に出てまいります。

▼右下にあるアイコンがGoogleフォームです、

▼開くとこんな画面が出て参ります。

▼さらに開くとこんな画面に。

▼ちなみに私は左端の「空白」を活用しましたが、いろいろなテンプレートがあります。

Amazon でこれに関係する書籍をさがしても初心者向けのものがヒットしません。

しかしながらインターネット上にはかなりの情報が溢れております。
ですが、ほとんどがこのフォームを使って「アンケート回収」に活用されるものがおおかた。

でもちょっと工夫することで弊社の受注フォームがこのような形で出来上がりました。

ITリテラシーの低い私でもここまで出来るわけですからそうハードルは高くないと思います。

今回はこの受注フォームの完成が遅かったこともあり、まだ数件のお客様からしか注文は現在のところ頂いておりませんが、この仕組みを弊社の三大イベントである「お盆のお寿司屋オードブル」また「年末のおせちや年越し寿司」の受注フォームとして活用していけばかなり業務も軽減できるはず。

受注したデータはすべてGoogleアカウントへメールで転送されます。

また、データの加工度は自由でCSV形式にて出力すれば自社内に合わせた形でカスタマイズできます。

こんなことで身近に社内を IT化できるこんな凄いツールがあるとは知りませんでした。

しかも無料

このシステム無料なんです!!

こういった仕組みをシステム会社に依頼すると制作に40〜50万は最低でもするでしょう。作ったところでパソコンのOSが変わるたびにバージョンアップ。その都度また費用がかかるものと思われます。

Google 様様ですね。

興味のある貴兄は「Google フォーム」で検索ください。

今まで、この繁忙期にご注文のお電話いただいても、話し中かお待たせすることが多いんです。しかしながら、こちらの仕組みを活用することで大きく改善できます。また社員さんの負担も軽減でき、お客様にとっても弊社の社員さんにとってもまた違う未来が見えてきます。

これって、クリスマスケーキで立て込むお菓子屋さんや成人式で予約殺到する美容室なんかでも行けそうですね。歯医者さんの予約なんかも面白いです。
電話に使っていた人手間を違うサービスに形を変えてお客様に還元できるのですから。

今日は詳しいフォームの作り方は割愛させて頂きますが、インターネット上に各種投稿がございますのでそちらをご参照いただき、業務に合う形にカスタマイズされればよろしいかと思います。

そんなことで今回はインターネット注文をされた方には特典をつけさせて頂いております。

年に一回しか作らない恵方巻き。それもゆたかの恵方巻きは福と金運を巻いております。

当店近隣に住んでいらっしゃるお客様。ぜひこの機会にご注文フォームからご注文ください。

締め切りまであと4日となりました。

ご注文お待ちしております。

この記事を書いた人

鈴木 賢司

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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