十勝・帯広のラジオ放送局 FM・JAGAに出演してきました!

今日はラジオ局スタジオにて初めてのチャレンジです。

それも生放送。

ローカル放送とはいえ人気放送局ですし、かなりの数の地元リスナーが聞いていると思うと緊張しまくりです。

限られた時間ではありますが、しっかりと受け答えできればと思います。

実は昨年12月から、今回出演した帯広のFM Jaga(エフエム・ジャガ) というラジオ放送局と広告の契約を致しました。

朝の時間枠に弊社のCMを流すというもの。

その契約の特典として月一回、朝の時間帯に生放送にて出演させていただけることとなりました。

私自身こういったラジオやテレビの出演経験は数回あるものの、思ったこと考えていたことの半分も言えた記憶がありません。

このFM Jagaは地元の十勝毎日新聞の社屋ビルの中にラジオ局があります。

出演当日、朝8時30分からの放送ということで早めに行ったのですが正面入り口はまだ閉まってました。

裏口から入り、守衛さんにラジオ出演の旨を伝えるとパスカードをいただきゲートをくぐりラジオステーションへ。

ここがそのラジオステーション。
私が出演する番組の 放送がすでに始まっておりました。

パーソナリティは上野山さん 。この放送局の大ベテランです。
毎週月曜〜金曜 朝 07:30-09:00の時間帯で«十勝の今日が見えるプログラム『KACHITTO』»という番組で活躍されてます。

ほどなくするとスタジオ内へ案内されます。

すると、緊張は一気に高まります。
一見すると取り調べを受けてるかのようにも見えてしまいます(笑)

トークの内容は私が家業を継いだ話ですとか、現在ご注文が多く入るようになった宅配業のお話が中心。

そこで、上野山さんから鋭い質問。

上野山さん「ゆたかさんの仕出し料理は他社さんとどのような点が違うのですか?」

(うっ!そうきましたか。。。。。。汗)

実は今回に限らず同様のご質問を頂くことが稀にあります。

私はこう考えます…..。

料理の好みというのは十人十色。甘いのが好きな方もいれば、辛いのが好きな方もいらっしゃる。この辺は全員に味を合わせるというのはまず持って難しいということ。ここは「食味」の問題です。

しかしながら、出来たての料理と時間がたった料理との違いは味付けの部分とは違い、時間が経つことでパサついたり、乾いてくるのが当然で、こんどはフレッシュさが有るか否かという「管理」の問題になってきます。

宅配料理(仕出し料理)というのはそういった意味では作りたての料理から比較しますと届ける時間がながければ長くなるほど、もしくは作った時間から喫食までの時間が長くなれば長くなるほどフレッシュさは損なわれてしまいます。

ただ、私も料理人の端くれとして「いかに出来たての料理と時間が少したった料理との差をいかに詰めるかに日夜工夫しています。

ほんの一例ですがお祝い料理やご法要料理にお入れする「焼き魚」があったとしましょう。

通常は焼き上がってから器に盛り込み、常温にて放置しておくのが一般的でしょう。

ここで、焼き上がった魚から出る水分が湯気となって空気中に放出されます。

また、香りも湯気の中に含まれ、飛んでいってしまいます。

そこから、ご指定箇所にお届けに行くわけですから、焼き上げてからさらに時間を置くわけです。

お客様が食べる頃には水分も抜け、またはお料理によっては香りも抜けてしまうでしょう。

当店では焼き上がりの一番美味しい状態を最新鋭の厨房機器を使い、瞬時に急速冷却いたします。

焼き立ての温度が80度くらいのメニューがほんの数分で一気に5度くらいにまでなってしまいます。

よって、冷却の際に放出される湯気が最小限に留めることが出来るわけです。

さらに、香りも同様です。冷却により香りも封じ込めるわけです。
これを冷却調理と呼んでいます。

仕出し料理は「冷めてしまった料理」が一般的ですが冷めた料理の中にも、シューシーサを保ったり、ほのかな香りを楽しんでいただけるよう、一工夫、ふた工夫を常に心がけているわけです。

そんなことで……こんな思いがあっても何を喋ったのか、殆ど記憶に残っていませんが、あっという間の15分間でした(笑)

しかし、しかし帰ってからがびっくり!!

ありがたい事に早速、ご法要の注文依頼が3件入りました。

FM Jagaサマ様でございます。

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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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