北海道飲食店の事業再構築。建物の改装が伴うならば、とにかく急ぐ!

本日は300 km 離れた日本海沿岸の飲食店様へご訪問。

只今事業再構築の補助金を申請中で、この6月にも採択の可否が出そうとか。

今回、戦略的な厨房設計ということで弊社がお手伝いをし、歩く歩数を少なくし、一関節の無駄な曲げ伸ばしや昇り降りが少なくなるような厨房レイアウトにする予定です。

無駄な一歩も年間にすると365本。
その分、余分にあるも歩かなきゃならないわけで、それがふたり雇用しているものなら730歩の無駄。
10人なら3,650歩も無駄な労力を費やすことになるわけです。

飲食店は慢性的な人手不足。
たしかに今はコロナで「人余り」とはいえ、コロナが収束すると飲食店の人手不足は一層拍車がかかると思われます。

仮にスタッフが見つからないという事になっても、まだまだ自社内でできることはあるわけで、
今回の事案のようにちょっとしたレイアウトの変更で働きやすくなるのはもちろんのこと、
労働時間の短縮や提供時間のスピードアップなど費用対効果を考えただけでもしっかりとプラスに転じることができるわけです。

また今回の事業再構築補助金はかなり特異な補助金で、通常の補助金では設備投資と言っても機械工具を購入することくらいしかできないのですが、今回は店舗の構築や改造費用まで出るという大盤振る舞いの補助金だけあって、人気の高さがうかがえます。

そこで本日は採択結果も出ていない中、勇み足ではありますが建築設計士の方をお招きして打ち合わせ。

と、言いますのも採択が決定してから、ようやく設計士を交えてミーティングをし、その後、建築会社にお願いするという流れだと。補助金の事業消化が間に合わないということになりかねません。

補助金性質上、採択の決定から計画の終了までその期間は一年しかなく、一年をすぎても計画が未了となると、場合によっては無効になり、補助金がおりないということになってしまうのです。

北海道は半分が冬。

そう考えると実際に工事ができる期間はかなりタイトなわけで、先手先手を打っていかないと工期はもちろんのこと、施工する建築会社や大工さんさえ見つからなくなってしまうのです。

北海道にて事業再構築を申請中、もしくはご検討の方がいらっしゃいましたら、最初の一手は早すぎるぐらいが丁度良いかと思う次第です。

◆厨房のレイアウトをはじめ、どんなことでもまずはご相談ください。
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この記事を書いた人

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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