日本食における海外出店のFAXを頂いて、思い立ったように東京まで来てしまいました(笑)

いよいよ今回がまとめです。

その1で今回のセミナーに参加した経緯を記述し、その2でチョット脱線気味にわたしの考え方を述べさせて頂きました。

ここからはセミナーの大半を千房ホールディングス橘川様が講義で話されたことを書かせて頂きます。

 

ここで勉強になったのは資料の作り方。セミナー資料

アジア各国の国別の文化、宗教、人口構成、平均所得など綿密に調べられています。セミナー資料

さすが。。。というため息しか出ません(笑)セミナー資料

どんな日本の企業がどんな業態で進出してるのか?ライバル情報も徹底しています。セミナー資料

これを与えられた時間を目一杯使ってプレゼンされてる橘川様。
さすが大企業だと思うしかありません。セミナー

日本以上に出店リスクのある海外だからなおさらなのでしょうが私を含めて、新規出店の際、通常の飲食店が国内出店に際しここまでリサーチしてるだろうか?と思うと恥ずかしく、穴があったら入りたくなるほどでした。

日本における飲食店の10年後の生存率(開店してから10年後、お店が残っている確率)が10%に満たないのも何となく理由がわかります。

でも、勢いだけで出店…ってありますもんね。(汗)

で、ここからメインイベント!
どうやったら、海外で出店できるの?というお話になります。

セミナー資料

市場リサーチして、「この国だ!!」と決めたら、まずは物件の交渉となるわけですが日本のようには行かないのは当たり前です。特に物件が決まってからが大変で、内装工事も日本の平均的な工期の2倍〜4倍かかるとのこと。

気の短い、そこの社長さん。そう、あなたです。あなた!(笑)
私??はい、この時点で無理でしょう。セミナー資料

特に中国出店の場合、内装工事の技術の格差は激しいようです。(失敗談も事細かく説明されております。)

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どこの国でも大事なのが「見積もり」
見積もりの金額を見落とすと、後での追加工事にかかる費用は一切認めてくれません。
日本では「まぁまぁ….。」で通用される部分も、海外では例外なくNG。となるわけです。

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また、現地のスタッフもお国によって教育方法が異なります。
従順に従ってくれるお国もあれば、ある程度のポジションを与えながら仕事の意味づけを理解させ、ということで苦労話もされております。

まぁ、文化の違いなんでしょうね。しょうがないです。

動画を撮って魚のおろし方を説明するのは当たり前ですね。

そこで、我々が一番知りたいのが出店費用

この辺は国によって大きく違うところですが平均すると日本のだいたい2/3くらいで抑えることが出来そうですよ。

ではその資金、「どこから出せばいいんだよ!」ってことになるわけです。

資本が潤沢にあってチャレンジするならともかく、我我中小零細は資本がありません。

が、なんとなんと日本は親切。こんな施策が用意され後押しをしてくれています。

・日本政策金融公庫(海外展開支援)
・商工中金(オーバーシーズ21)
・中小機構(ファンド出資)
・クラウドファンディング などなど

セミナー資料

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【まとめ】
日本を取り巻く食ビジネスの環境が大きく変わりつつあることはこのセミナーでショッキングなほど感じました。

しかしながら、すぐ海外に…。とはなかなかいかないもの。

最終的にはどんなビジネスも「人」ありき。ですよね。

また、海外出店が全てうまく行くというものも「失敗例」として大企業が撤退した事例もお話し頂きました。

成功する秘訣は「特色」があるか否かのようです。

ただ単に“日本食店”ではなく、特色のある飲食店をどう海外で演出できるかという点では、日本国内の飲食店成功のカギと同じではないでしょうか?

私もぼんやりとではありますが考えることがあります………。

ここ食物自給率1,100パーセントを誇る十勝の農作物。その食材を使った北海道・十勝の料理を提供する飲食店を開業し、海外の人に味わって頂くすべは無いだろうか?
また、その食材を使って海外に加工品を輸出できないだろうか?。
この土地に育った私にとって、何かしらの農業貢献が出来ないだろうか?と・・・。

今回のこのセミナー。
冒頭にもありましたように、セミナー参加者の中から数社をエントリーし、海外研修に無料で連れて行ってくれるそうな。

私自身、神にも仏にも手を併せない性格でしたが、今さらながら両手をスリスリする毎日です。(笑)

このセミナーに出会えたのも「何かのご縁」

資本力もなく、小さな小さな会社ですが大きい夢は持ちたいものですね。

セミナー資料

この記事を書いた人

鈴木 賢司

鈴木 賢司

昭和41年生まれ。地元高校を卒業し札幌東京へフレンチを志し修行。

家業である実家の飲食店に帰って20数年。気がつけば社長でした(笑)

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